旅行・地域

夕陽丘

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長い間大阪の夕陽丘というところに行ってみたいな、と思ってました。

大阪もかつては梅田や難波の辺りまで海で

この夕陽丘辺りは半島のように難波の海に突き出ていたそうです。

大阪での仕事の機会が増えましたが、まだ大阪城も通天閣も行っていません。

今回難波に宿を取れて、しかも夕陽丘のすぐそば。

仕事に行く前にちょっとだけ寄ってみました。

口縄坂の坂の上に藤原家隆の墓と伝わる家隆塚があります。

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百人一首には

風そよぐ  ならの小川の  夕ぐれは

       みそぎぞ夏の  しるしなりける

の和歌が収録されていますが、

夕陽丘の名は、家隆がこの地に「夕日庵」という庵を設けて

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契りあれば  難波の里に  やどり来て

         波の入日を  おがみつるかな

と詠んだ故事に由来しているそうです。

現在は夕陽丘から海は見えませんが、

仕事で行ったデパートの10階の休憩室の窓から

夕日を眺めつつ、いにしえを偲んで休憩するひと時が

大阪難波での密かな楽しみになっています。

 

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坂道の町~尾道

Dsc_0258 千光寺からの眺め

広島での展示会が終わって

終わったその日には広島からは戻れないので

翌日ちょっと尾道に寄り道しました。


尾道は映画などの舞台になっていたので

細い階段が巡る古い町並みを

実際に見てみたいと思っていました。


私は平らな東京の下町に育ったので

反対に坂道が珍しくて大好きです。

一時新宿の牛込柳町に住んでいた時期があって

あの辺りは坂道だらけ。

道幅の広い坂、細い坂、曲がっていたり、階段になっていたり、

今だに夢に出てくるくらい好きです。



神戸も函館も、この尾道も

街の中に坂道があると風情があって良いですね。



生活するには大変なようで、

もう誰も住んでいなくてNPO法人で管理している家も有るそうです。



瀬戸内海沿岸は雪も降らず、台風も来ないし

地震も少ないので、東京の人が、

いざというときの為に空家になった家を

安い料金(年間12万円)で借りている例もあるそうです。

そういう形でもこの町並みが守られるなら

それも有りかなと思えました。




帰る前に腹ごしらえ

尾道といえばラーメン、

地元の人に薦められた路地にあるお店に行ってみると

カウンターしかないお店が地元の人でいっぱい。

コレはと思い待ってでも食べねばと暫し待つことに。


シンプルな中華麺は鶏の出しでしょうか。

尾道ラーメンの定義を知らないので、

巷で言われる尾道ラーメンなのかどうかは分かりませんが、

塩にすこし醤油が入っているみたいなしっかりしたスープに

しこしこした縮れ麺は見た目より食べ応えがあって

おいしく頂きました。


こうして僅かでも帰りに寄り道すると、

まるで一週間仕事では無く

旅行して来たみたいな気分になって

楽しく帰路につきました。

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函館五稜郭

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ついに行きました。



函館五稜郭


二十歳の頃、司馬遼太郎の「燃えよ剣」を読んで以来

いつか行こうと思い続けて○十年。

いい加減な気持ちでは行きたく無かったので

いつも後回しにしてきたのですが。

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今年、偶然日野を通る機会があって

高幡不動に行けたことで副長熱に火がついた

とでも言うのでしょうか。


家族旅行に提案したらすんなりOKになりました。


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そして碧血碑では偶然にも年に一回の整備の日で、

お世話をしていらっしゃる方々とお話する機会に恵まれ、

しかも扉を開けたところも拝見することができました。

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Photo 内部は柱で支えられていました。

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この箱にお位牌が入っていたのでしょうか。

お寺の名前と僧侶の名前が記されているそうです。

勉強不足でまだ読めませんが、時間をかけて解読したいと思います。


函館を調べていたらこんなサイトがありました。

史跡北海道函館

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 <柳川熊吉翁之寿碑>
 箱館戦争後、旧幕府軍の遺体は埋葬が許されず、死体は放置されていたが、これを哀れに思った義侠柳川熊吉が、遺体を回収、実行寺の住職・日隆だけが熊吉に賛同し実行寺に埋葬。更に明治4年、函館山に土地を買い改葬し、明治8年に碧血碑を建立した。
 熊吉88歳の米寿に際し、有志等がその義挙を伝えるため、碧血碑の近くにこの碑を建立、熊吉は翌年に89歳にて死去した。

http://seuru.pupu.jp/sisekihokkaidouhakodate.html

つまり函館の一乗山実行寺の住職日隆と読むのですね。



普段は内部に納められているお位牌も外に出して

清掃をされている時に丁度伺えたのは

それこそ副長のお導き。



五稜郭といえば桜ですが

観光客の少ない寒い時期で、かえってゆっくりと巡れて

印象に残る素敵な旅になりました。

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神戸の休日

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この建物、実はスターバックスコーヒーです。

神戸北野の異人館通りの近くにありました。

昨日までの展示会が終わって

今日は北野の異人館を見に行きました。

このあたりはスタバも建物がおしゃれです。

120606_105621_2 風見鶏の館!

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異人館のあるのは山の上でかなりの急勾配。

いまは自動車で難なく上ってこられますが

道幅も狭くて、この急勾配に建築資材を持ってきて

洋館を建てるのはさぞ大変だったと思います。

私は上るだけで疲れてしまってこの後シティ・ループという

神戸の観光名所を回ってくれる巡回バスに乗って

港や南京街を見て歩きました。


大阪より西は展示会が終わっても

その日に帰って来られませんが、

今回のようにちょっとした休日を楽しめるのも

かえって良い骨休めになりますね。( ^ω^)

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全ての始まりの街

全ての始まりの街

銀座はいつ来ても心が躍ります。

十代の頃、日比谷で映画を見て
それから銀座通りをブラブラとしていましたが、

何かしら新しい事が有りそうなワクワクの詰まった街ですね。

情報の発信地、

全ての始まりの街という感じです。

そういえばマクドナルド日本一号店は銀座三越に出来ました。

ユニクロやフォーエヴァー21などファストファッションが銀座に進出して

「何故?」と思いましたが、

すべてが詰まった偉大なる混沌(カオス)なのですね。

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